仮想環境とVirtualBoxについて

セキュリティ
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仮想化

仮想化とは、実際に限られた数しかないものを、あたかもそれ以上の数があるかのように見せる技術です。
1つのOS内で複数のOSが動くようにすることを、サーバー仮想化といいます。
仮想環境とはソフトウェアで実現された仮想的なコンピュータです。
仮想マシンは物理的なストレージ(HDDやSSD)上に置かれます。
一般のファイルと同様に、仮想マシンもファイル管理されているので、容易にコピーしたり移動したりできます。

仮想化ソフトの種類

  1. ホスト型:ベースとなるOS上に仮想化ソフトをインストールし、その仮想化ソフト上に仮想マシンを構築します。(VirtualBox)
  2. ハイパーバイザー型:動作にOSを必要とせずにハードウェア上で直接動作し、複数の仮想マシンを動かすための土台となるソフトウェアです。
  3. コンテナエンジン型:ユーザーから隔離されたアプリの実行環境を作り、あたかも独立したサーバーのように実行します。(Docker)

VirtualBox

起動方法

  1. 通常起動:物理PCにおける電電オンに対応します。
  2. ヘッドレス起動:仮想マシンをバックグラウンドで起動します。
  3. デタッチモード起動:通常起動と同様に起動して、終了時にバックグラウンドで継続することを選択できます。

VirtualBoxにおけるネットワークの種類

未割り当て
通信できないモードで、異常処理を試験する際に使います。

NAT
ホストOSのIPアドレスを共有して、外部の物理ネットワークと接続するモードです。
ゲストOS間の通信はできません。

NATネットワーク
ホストOSのIPアドレスを共有して、外部の物理ネットワークと接続するモードです。
ゲストOS間の通信が可能です。

内部ネットワーク
物理ネットワークとは独立した、ゲストOS間のみのネットワークを構成するモードです。
ホストOSとゲストOS間は通信できません。

ホストオンリーアダプター
外部ネットワークとは通信できませんが、ホストOSとゲストOS間でネットワークを構成するモードです。

ブリッジアダプター
ゲストOSが外部の物理ネットワークに直接接続するモードです。
汎用ドライバー
UDPトンネルとVDEを使えるようにするモードです。

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