公務員の夫が仕事辞めたいってよ!(第11話)
前回までのあらすじ

結婚して1年5ヶ月の夫婦です。
土木系地方公務員として働いている夫から、真剣に仕事を辞めたいと相談がありました。
結構、本気で仕事を辞めたいみたいです。
必要最低限の生活費は、夫婦で11万円です。
価値観マップで人生について見つめ直してもらいました。
子育てに2000万かかると知って驚愕でした。
失業しても国の手厚い制度でなんとかなりそうです。
職業訓練校

失業後に夫が入りたがっている職業訓練校について深堀していきます!
再就職のために、お金をもらいつつ学校へ通えます。
受講料は無料で、毎月10万円ほどもらえ交通費(500円)も支給されます。
さらに職業訓練を受けることで、失業手当の受給期間も延びます。
失業保険を3ヶ月もらって、さらに職業訓練に申し込めば最大6ヶ月もお金をもらえるのです。
職業訓練にはさまざまな種類があり、事務や介護、IT系などがあります。
職業訓練校とは

職業訓練校は、求職者支援制度の一部です。
求職者支援制度は3つの支援内容があります。
1.無料の職業訓練を提供
2.給付金を支給
3.就職支援を行う
とても手厚い制度です。
ひとりでも働く人が多くなると税収が増えて国も嬉しいのです。
Win-Winの関係ですね。
職業訓練校に入る条件

①雇用保険を受給できない求職者。
※雇用保険の受給が終わった方もOKです。
②就職を希望していること。
ハローワークに通所すればクリアです。
意外と条件はシンプルですね。
注意点は、雇用保険受給中は職業訓練校に通えないことです。
雇用保険の受給期間は3ヶ月です。
さらに、失業後に手続きして3ヶ月待たなければ雇用保険は受給できません。
6ヶ月間は、ハローワークで求職活動しながら勉強をする必要がありますね。
給付金をもらう条件

① 収入が8万円以下であること
② 世帯(※)の収入が25万円以下であること
※世帯=同居の又は生計を一にする別居の配偶者、子及び父母
③ 世帯の金融資産が300万円以下であること
④ 現に居住する土地・建物以外に土地・建物を所有していないこと
⑤ 訓練の全ての実施日に訓練を受講していること
(やむを得ない理由により受講しなかった実施日がある場合にあっては、8割以上)
⑥ 世帯の中で他に当該給付金を受給し、訓練を受講している者がいないこと
⑦ 過去3年以内に失業等給付等の不正受給をしていないこと
条件がたくさんありますね。
うちの場合は貯金が600万円あるので対象外ですね泣
さらに訓練を全て受講するというのもキツいですね。
なお、受給期間は1年間です。
ハローワークに行かないともらえないので月1は通うことになります。
職業訓練校に入る方法

ステップ1:ハローワークに行きます。
ステップ2:求職申し込みを行う。
ステップ3:就職相談をする。
ステップ4;受講したいコースを選ぶ。
ステップ5:申し込む。
ステップ6:面接・筆記試験
ステップ7:合格したら、受講開始!
注意点は、人気なコースだと応募者が多くて受講できない場合がある点です。
面接と筆記試験があることも驚きでした。
結構大変ですね。
職業訓練校の内容

基礎コースと実践コースに分かれているようです。
基礎コース
社会人としてのマナーやパソコンの基本操作がメインです。
実践コース
働きたい職種の勉強ができます。
JavaなどのプログラミングやWebデザインなどのコースもあるようです。
ハローワークのホームページから検索して、募集中のコースを受講するようですね。
訓練校は学校ではなく、民間会社(英会話教室みたいなところ)のようですね。
イメージが違いました。
わたしの考え

わたし達が住んでいる地域では、IT系コースの募集はありませんでした。
東京などではあったので地域格差があるようです。
夫の場合、勢いで辞めていたら受講できずにプラプラするところでした。
職業訓練校は、学校というより単発の体験講座みたいな感じです。
卒業すれば一人前ではなく、さまざまな講座を受講して成長していくようです。
夫の場合、働きながら独学して資格をとっていく方が良さそうです。
再就職に地域格差があってはいけないような気がしますけどね、、、
調べることは大事ですね!
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