県庁の土木系公務員を辞める理由「災害待機」「災害対応」

土木系公務員
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自己紹介

わたしは、県庁で専門職の土木職員として働いています。

働いて9年目です。

わたしは今年度で仕事を辞めると決意しました。

辞める理由のひとつである災害に関する業務を紹介します。

災害待機とは

災害待機とは、大雨・暴風警報や台風、地震が発生したときに、一部職員が昼夜、休みを問わず、職場で待機することです。

何か災害が起こったときに迅速に対応できるようにです。

休みだろうが夜中だろうが関係ありません。警報が出れば出社します。

「災害待機」で辞めたい理由

雨が降っていると気が気じゃありません。

常に天気の心配をし、休みでも気が休まりません。

さらに、台風や地震時に、いちばん大切な家族の元にいられないことが問題です。

公務員である以上、住民が優先となっています。

しかし、わたしは家族が一番です。

心細く不安になっている家族のもとにいることが、私の中での正解なのです。

「災害対応」で辞めたい理由

災害が発生すると、途端に忙しくなります。

災害は性質上、早期に復旧しなくてはなりません。

被害状況を把握し、積算を行い、説明資料を作成し、関係各所と調整、国へ補助金申請を行います。

早期復旧のため、住民、議員、マスコミ、国からものすごいプレッシャーを受けます。

手続きも煩雑で、資料も膨大に作る必要があります。

残業が多くなり、家族との時間が減ります。

いくら頑張ろうが、自分の利益にはなりません。

煩雑な事務手続き、書類作成なので成長もできません。

感謝の言葉がもらえるわけでもありません。

なんのための仕事なのか

結論

私は家族が大好きです。

不安なときこそ家族のもとにいて、寄り添いたいです。

私は自分を犠牲にして、住民に尽くすことには疲れました。

独身時代はそれでもよかったのですが、家族ができた今、優先順位は家族です。

これからの人生、災害を恐れるあまり自然を楽しめなかったり、住民を過度に恐れたり、家族を犠牲にしたり、自分が成長できず卑屈なまま生きていくのは耐えられません。

人として、人生を楽しみたい。

わたしは自分の人生を歩むべく公務員を辞めることを選びました。

給料は安くてもいいので、人として楽しみ、成長でき、家族といられる生き方を目指します。

公務員として働いて、常識、調整能力、書類作成スキルを得ました。

もう何も得られません。

今年度で仕事を辞めるときめて、不安もありません。

就職できるか、自分は新しいことに頑張り続けられるかなど、、、

でもそれ以上にワクワクしている自分がいます。

住民ではなく、自分と家族を第一に考え生きていける人生に。

私は挑戦します。

新しい自分が理想とする生き方のために。

わたしは負けない。

ポチっとしていただけると励みになります。悲しい時には悲しい本が心に染みます。

Bitly

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