(初心者の方向け)開業届けとは?5つのポイントでわかりやすく解説します。

節税
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疑問
開業届けってなに?聞いたこともないよ!
副業始めたら開業届けを出すってきいたけど、何かメリットがあるの?
一緒に一歩踏み出していきましょう♪

自己紹介
20代妻です
高校時代は簿記部に所属
全国大会にも出場しました(簿記の大会があるんですよ。笑)
高校卒業後すぐ、某大手企業で経理事務をしていました
簿記歴は約10年!
現在は結婚して主婦をしています
基本的に争い事は嫌いです…のんびり穏やかに過ごしたいです♪

開業届けってなに?

 開業届けとは、その名のとおり開業したことを申告するものです。
 正式名称は、「個人事業の開業・廃業等届出書」といい、開業した時だけでなく廃業したときも申告します。

開業届けはいつ出せばいいの?

 国税庁HPでは、事業を開始した日から一ヶ月以内となっています。
 しかし、開業届けを出さなかったからと罰則を受けることはありません。
 そのため、副業であれば収入が発生した日を開業日とするかたが多いようです。
 注意点としては、開業届けを出さなくても罰則にはなりませんが、確定申告をせず所得税を納めなかった場合は、脱税となり犯罪ですので気をつけてください!!

開業届けを出すメリットは?

 開業届けを出すことで、さまざまなメリットがあります。

メリットその1:青色申告ができる。
 青色申告をすることで、確定申告の際に青色特別控除を受けることができます。
 その額なんと、65万円です!収入から、控除として65万円引かれるので節税メリットがものすごく大きいです。
 青色申告特別控除を受けるために、開業届けを提出する人も多いです。

メリットその2:さまざまな出費を経費として、収入から控除できる。
 事業に必要な費用は経費として、収入から控除できます。
 例えば、自宅を副業のオフィスとした場合は、家賃・光熱費・電気代などの固定費を一部経費として、収入から控除できます。
 今まで払っていた固定費の一部を経費とできるのは、とてもうれしいですよね。

メリットその3:家族に給料を支払える。
事業化することで、家族へ給料を支払えます。そして、支払った給料は収入から控除として引くことができます。
家庭全体で考えれば、お金の増減はありませんが、税金視点では強力な節税効果があります
節税となることで、家族としての収入が増えることになります。
ただし、従業員としてしっかし働くことが条件ですので、名前だけ借りるなんてことはやめましょう!

開業届けを出すデメリットは?

デメリットその1:失業手当てがもらえません。
事業をしているということは、無職ではないため失業手当てがもらえなくなります。
開業届けを出すタイミングはよく考えましょう!

デメリットその2:扶養に入っている場合、扶養から外れる場合がある。
扶養から外れることで、税金面での控除が受けれなくなります。

扶養控除は、税制上の控除と社会保険の控除があります。

税制上の控除では、扶養に入れる方(働いている方)の給料から最大38万円控除されます。
その結果、所得税と住民税が安くなります。

社会保険の控除では、扶養に入る方(働いていない方)が本来支払う健康保険や年金を払わなくてよくなります。
人によって異なりますが、年間約40万円支払うべきものが免除されます。

扶養自体が、強力な節税効果があるので注意しましょう!

開業届けの提出方法を教えて!

開業届けは、お住まいの地域にある税務署からもらうか、国税庁のホームページからダウンロードできます。
提出方法は、税務署へ直接持って行ってもいいですし、郵送でもOKです!
開業届け自体は一枚なので、そこまで大変ではないです。
開業届けを提出する際は、青色申告書も併せて提出しましょう!
意外と忘れやすいので、一緒に提出しておきましょう!

まとめ
開業届けとは、事業を始めたことを申告するための書類です。
提出しなくても罰則はありませんが、青色申告特別控除が受けられるようになりますので、提出したほうがよいです。
国税庁のホームページからダウンロードして、税務署へ郵送するのが一番簡単かと思います!
一緒に一歩踏み出しましょう!

おわり
あなたの人生がより穏やかになりますように♪

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