バージョン管理システム「Git」について(その1)

プログラミング
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バージョン管理システム

Gitというファイルの変更履歴を管理するツールがあります。

非常に便利で強力なツールです。

ファイルの変更や削除を行うと、自動的にその履歴を管理してくれます。

GItの目的は、

その1:ファイルに対して「いつ、だれが、どういう目的で、どういう変更を加えたのか」を記録し、閲覧できるようにする

その2:必要に応じてファイルを過去の状態に巻き戻す

ことです。

ファイルの変更履歴を保存し管理するためのツールの代表が、「Git」です。

gitのバージョンを確認する

入力
git –version
結果
git version 2.29.2

gitのインストール

CentOSの場合
suコマンドでスーパーユーザーになります。
入力
yum install git-core
結果
is this ok [y/d/N]:と表示されたらyを押せばOKです。

Ubuntuの場合
入力
sudo apt-get install git-core
結果
インストールされます。

gitの初期設定

名前とメールアドレスを設定しましょう。
git config –global user.name ‘kali’
git config –global user.email ‘kali@example.com’

カラー出力を有効にする設定
git config –global color.ui auto

設計した内容の確認

入力
cat ./.gitconfig
結果
ユーザーネーム、アドレス、カラー設定が表示されます。

リポジトリの作成

リポジトリとは、Gitがファイルの履歴を保存している場所です。

ファイルの変更履歴はすべてリポジトリに記録されます。

また、過去の状態に巻き戻すときもリポジトリから取り出します。

ワークツリーとは、リポジトリの内容をファイルとして展開する場所です。

ファイルの作成や編集の作業はワークツリーで行います。

新しいディレクトリを作成する。

mkdir -p ./git/findgrep

移動して、git initコマンドを実行する

入力
cd ./git/findgrep
git init
結果
Initialixed empty Git repository in /home/kali/git/findgrep/.git/
.gitというディレクトリが作られます。

リポジトリにファイルを追加する

リポジトリに追加するには、git addとgit commitの2つのコマンドを使います。

履歴に追加するファイルを指定する
git add findgrep.sh

リポジトリにファイルを登録する
git commit -m ‘findgrep.sh新規作成’
結果
Gitリポジトリにファイルの内容が登録され、履歴が先に進みました。

ある時点で保存されていくプロジェクトの状態のことを「リビジョン」または「コミット」と呼びます。

新しいリビジョンをGitリポジトリに登録することを「コミットする」と呼びます。

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