土木系地方公務員への道のりを公開!

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公務員の夫が仕事辞めたいってよ!(第5話)

前回までのあらすじ

結婚して1年5ヶ月の夫婦です。
地方公務員として働いている夫から、真剣に仕事を辞めたいと相談がありました。

夫とわたしそして将来の子供にとって一番いい選択するための話し合いの記録です。
夫は憧れる仕事のいい所しか見てないようです。

結構、本気で仕事を辞めたいみたいです。

今の仕事を始めた理由

土木系地方公務員として働き始めた理由を聞いてみました。

選択肢がなかったから

土木の仕事は公務員以外は、ほぼブラック企業です。
もちろん土木でもホワイト企業はありますが、そこに勤められるのは稀です。

土木系の学校を卒業したばかりでは、公務員にならなければ死ぬか食いっぱぐれるしかありませんでした。

民間の土木会社に勤めた経験

夫は何も考えずに土木系の高校に進みました。
そのまま流されて土木系の民間企業に勤め始めました。

世間は就職氷河期でブラック企業という言葉が世の中に浸透していた頃です。
就職できたのは、まさにブロック企業でした。

募集内容では、隔週土曜日勤務でした。(4週6休)
しかし、実際は土曜は確実に仕事で、工期が迫っていれば日曜日も出勤です。

残業代は、30時間頭打ちです。
休日出勤で14時間残業し、毎日10時まで残業です。

土木の現場には、施工管理士という仕事があります。
昼は現場で柄の悪い職人にビビりながら指示を出し、夜は工程管理資料や発注先へ提出する資料の作成に追われます。

夏場は熱中症になり、点滴を打ちます。
なによりツラいのがトイレがマジで汚いです。

今は、環境改善のため綺麗なトイレだと発注先(国や自治体)から工事費として認められます。
あまりにも働く環境が劣悪で働き手がいなくなったので、慌てて最低限の環境を整えているのは土木業界です。

転勤も多く、仕事場所によって引っ越す必要があります。
住む場所が安定しないのは、精神的なストレスは半端ないです。

夫は本当に現場での土木という仕事が合いませんでした。
しかし、他へ転職してもブラック企業なのに変わりはありません。

何の資格もない、卒業したばかりの夫に残された道は、土木系公務員として働くしかありませんでした。

公務員になるために

夫は、民間の土木会社では死ぬと思っていました。
しかし、無職になれば生活できません。

そのため、夫は必死に勉強しました。
最終的には、なんとなく正解っぽい答えを選ぶ方法を習得し、公務員試験に合格しました。


選択問題に対して、出題方法や選択肢の内容で正誤を判断する方法の本がありますので、是非お試しください。
公務員学校に通わなくても公務員試験には独学で通ります。

選択肢だから、正解っぽいものを選べればよいのです。
公務員学校は、就職への不安を食い物にしている商売だと思っています。

なぜ、公務員学校の人たちは公務員にならないのでしょうか?
なぜ、教師にならないのでしょうか?

夫は実際、働きながら勉強して、独学で公務員試験に受かっています。
不安はお金になるんですね。

公務員に受かって、仕事を辞めたときは本当に嬉しかったですし、死なずに済んだと思ったそうです。

まとめ

夫は、土木系公務員という仕事が嫌で嫌でたまらないとのことです。
しかし、公務員になったのはキライな仕事から抜け出すためでした。

その瞬間は幸せでした。
今はまた、仕事が嫌になっています。

必死に掴み取った仕事を手放してよいものか、話し合う必要があります。

 


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