環境変数

コマンドには2つの種類があります。
組み込みコマンドは、
シェル自体に内臓しているコマンドです。
外部コマンドは、
実行ファイルとしてファイルシステム上に存在するコマンドです
外部コマンドは、シェル変数の値を参照できません。
環境変数は、
外部コマンドからも値を参照できるようにした変数です。
環境変数は、printenvコマンドで確認することができます。
printenv
でOKです。
自分で環境変数を設定するには、exportコマンドを使います。
export シェル変数名
でOKです。
変更した設定を保存
bashで変更した設定を保存したい場合は、~/.bashrcにvimで書き込めばOKです。
設定ファイルは復元できるようにバックアップをとりましょう。
vim ~/.bashrc
で記入できるようになります。
ファイルのオーナー
ファイルのオーナーは、ファイルへのアクセス権限を自由に設定できます。
ファイルのグループ
グループとは、ユーザーをまとめた集まりのことです。
所属しているグループは、groupsコマンドで確認できます。
groups
でOKです。

ファイルのパーミッション

パーミッションとは、「誰に、どのような操作を許可するか」という権限情報のことです。
lsコマンドに-lオプションで確認できます。
rwxr-xr-xのような9文字で表示されます。
3文字ごとのブロックになっています。
左からオーナー、グループ、その他のユーザーの順に権限情報が表示されます。
rは読み取りを許可します。
Wは書き込みを許可します。
xは実行を許可します。
-は許可されていないことを表します。
ディレクトリのパーミッション

パーミッションとは、「誰に、どのような操作を許可するか」という権限情報のことです。
lsコマンドに-lオプションと-dオプションで確認できます。
rは読み取り:ディレクトリに含まれるファイル一覧の所得を許可します。
Wは書き込み:ディレクトリの下にあるファイル・ディレクトリの作成・削除を許可します。
xは実行:ディレクトリをカレントディレクトリにすることを許可します。
-は許可されていないことを表します。
パーミッションの設定
chmodコマンドでパーミッションを設定することができます。
オーナーかスーパーユーザーしか変更できません。
シンボルモード

chmod [ugoaのどれか] [+-=のどれか] [rwxのどれか]ファイル名
でOKです。
パーミッションの一部だけを変更したいときに便利です。
「誰に」「どのような」「権限」を追加もしくは禁止を記載します。
誰に
u:オーナー
g:グループ
o:その他のユーザー
a:ugoすべて
どのような
+:権限を追加
ー:権限を禁止
=:指定した権限と等しくする
権限
r:読み取りを許可
W:書き込みを許可
x:実行を許可
数値モード

chmod [8進数の数値] [ファイル名]
でOKです。
rwxが対応する数値の合計値を記述していきます。
読み取り(r):4
書き込み(w):2
実行(x):1
スーパーユーザー

スーパーユーザはパーミッションの影響を受けずにあらゆる操作が可能となります。
重要ファイルを削除し、Linuxシステム自体を破壊するおそれもあります。
必要な時だけスーパーユーザとして作業します。
suコマンド
suコマンドで一般ユーザからスーパユーザに切り替わります。
su –
でOKです。
exit
で一般ユーザに戻ります。
sudoコマンド
suコマンドでスーパーユーザになれない場合、sudoコマンドを使います。
1つのコマンド実行時のみスーパーユーザとして実行します。
sudo 実行したいコマンド
でOKです。
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