Torとは?意味や仕組みの概念を理解しましょう!

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疑問
アマゾンプライムでミスターロボットを見てたら、Torって言葉が出ていたけどなに?
Torは危険と聞いたけど、そもそもなに?

一緒に疑問も解決しましょう♪

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Torとは

Torとは、The Onion Router(オニオンルータ)の略です。
オニオンは、玉ねぎのことです。

Torは、オニオンルーティングという技術が使われている、匿名性の高いネットワークのことです。
日本に住んでいるほとんどの人が不要な技術です。

Torが使われる場面

Torが使われる場面は、主に2つです。


ネットワークを監視している国の人達に必要となる技術です。
Torを使うことで、ネットワークの監視網から逃れ世界の情報を得ることができます。


また、悲しいですがネット犯罪に使われます。
匿名性が高いため、ネット犯罪者の特定が困難になります。


本来は、誰でも自由に縛られることがないネットワークのための技術です。
悪用されるのは開発者達にとっても不愉快でしょう。

Torの仕組み

Torの仕組みについて説明します。
出発地(あなたのパソコン)から目的地(ウェブサイト等)行くことを考えます。

普通であれば、出発地から目的地まで直接向かいます。
目的地で何か問題(犯罪)があれば、出発地は簡単にわかります。
出発地(あなたのパソコン)の情報は、IPアドレスとして目的地(ウェブサイト等)へ残る仕組みになっているためです。

IPアドレスとは、インターネット上の住所です。
IPアドレスで、あなたがネットを使っている場所がわかります。

Torでは、目的地(ウェブサイト等)に到着するまでに3回の寄り道(他のパソコン)をします。
寄り道(他のパソコン)することで、目的地(ウェブサイト等)に到着する頃には出発地(あなたのパソコン)はわからなくなります。
目的地(ウェブサイト等)がわかるのは、経由した最後の寄り道(他のパソコン)だけです。

Torの名前の由来

Torとは、The Onion Router(オニオンルータ)の略です。
なぜオニオン=玉ねぎと呼ばれているのでしょうか?

理由は、Totの仕組みが、「あたかもタマネギの皮のように、1ホップごとに積み重ねられる」みたいだからです。
ジョーク混じりなのはビックリですよね。

Torは、3つの寄り道(他のパソコン)をして目的地(ウェブサイト等)にたどり着きます。
寄り道先は、それぞれ段階ごとに名前があります。

ガードリレー(Guard Relay)
1つ目の寄り道で、入り口です。

中間リレー(Middle Relay)
2つ目の寄り道で、中継地点です。

出口リレー(Exit Relay)
3つ目の寄り道で、出口です。
目的地がわかるのは、出口の情報です。

なお、寄り道(他のパソコン)は、世界のボランティアにより成り立っています。

寄り道ごとに、出発地(あなたのパソコン)の情報は暗号化されています。
目的地(ウェブサイト等)に着く頃には、出発地(あなたのパソコン)の情報は3つの暗号化がされています。

まるで、玉ねぎを包む皮のように覆い隠されているのです。

Torを使う方法

Torを簡単に使うには、Torブラウザーを使う方法です。
インターネットで無料公開されています。

しかし、偽物のTorブラウザーも出回っており、インストールするとハッキング被害を受けます。
使う必要がない場合は、手を出さない方が無難です。

セキュリティーの勉強の一環として触れるのはよいでしょう。

まとめ

Torは、オニオンルーティングという技術が使われている、匿名性の高いネットワークのことです。

Torは、3つの寄り道(他のパソコン)をして目的地(ウェブサイト等)にたどり着きます。

Torを簡単に使うには、Torブラウザーを使う方法です。

日本に住んでいるほとんどの人が不要な技術ですので、手を出さない方がよいでしょう。

Torが使われているサイトは、ダークウェブと呼ばれ犯罪の温床となっているので注意してください。

おわり
あなたの人生がより豊かになりますように♪

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