医療費控除とは?5つのポイントでわかりやすく説明します。

節税
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疑問
医療費がとても高くなった!どうしよう!!
医療費控除でお得になるって聞いたけど、どういうこと?
疑問を解消して、一緒に一歩踏み出しましょう!

医療費控除とは?

医療費控除とは、一定額以上の医療費が控除となり税金を安くすることができる制度です。
具体的には、所得税と住民税が安くなります。

高額療養費制度とは違うので注意してください。
高額療養費制度とは、「月の病院代は約10万を超えた分は支払わなくていいですよ。」という制度です。

医療費控除は税金が安くなり、高額療養費制度は支払い額(現金)が安くなります。
両者の違いを理解して、どちらもうまく利用しましょう。

医療費控除でいくら安くなるの?

税金(所得税と住民税)は、 
所得(給与など) ー 控除 = 課税所得 に対して税率を掛けて計算します。

30代の方であれば、多くの方の所得税率は15%です。
住民税は、全国一律10%です。

医療費控除により20万円控除になると、
20万×15% + 20万円×10% = 5万円 お得になります。

医療費控除を受ける対象を教えて!

対象者となるのは、自分もしくは家族です。
対象期間は、1月1日から12月31日です。

対象となる金額は、
1年間の医療費の合計額-保険金などの補てん金額-10万円※1=対象額です。

※1 所得200万円未満の人は、所得に対して5%の金額です。

医療費控除で必要な書類を教えて!

確定申告書A(第一表、第二表)
 →国税庁のホームページで作成もしくはダウンロードできます。

医療費控除の明細書
 →国税庁のホームページで作成もしくはダウンロードできます。

給与所得の源泉徴収票
 →年末に会社からもらえます。

医療費の領収書
 →提出不要ですが、証拠として自宅で5年間保存する必要があります

健康保険の医療費通知
 →添付することで医療費控除の明細書の明細を省略できます

注意する点を教えて!

確定申告時(3月15日)までに提出しましょう。
ただし、過去5年間は有効なので、医療費の領収書は大切に保管しておきましょう。

治療が目的でない医療費は対象外です。
ちょっと肩が凝ったからマッサージに行った場合の費用は、医療費控除の対象外です。

税金は
「容赦なく」「気づかないうち」に徴収されますが、お得となる控除は申請する必要があります。

知っている人がお得となり、知らない人は搾取されるので注意しましょう。

まとめ

医療費控除とは、一定額以上の医療費が控除となり、税金を安くすることができる制度です。

対象となる金額は、
1年間の医療費の合計額-保険金などの補てん金額-10万円 =対象額です。


治療が目的でない医療費は対象外なので、注意しましょう。

おわり
あなたの人生がより穏やかになりますように

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